こんにちは。サクです。
子どもって本当に可能性にあふれていますよね。
良いところ、好きなコトはどんどん伸ばしてあげたい。
という気持ちがある中で、どうしても周りのお子さんや常識と、自分の子どもを比べてしまう。
出来ないことばかりが目に付いてしまう。
今回紹介するのは、子どもが自分が得意なコトって何だろう?と考え、自分に自信を持つキッカケになる本です。
『きょうりゅうといぬ どっちがつよい?』 著者:のぶみ ひすいこたろう (アリス館)
目次
1.この絵本のおすすめの年齢
対象年齢:幼稚園年少~小学1年生
ゲームや勝負で負けたらくやしい!!って気持ちが芽生えたら、この本が「おもしろい!」と思えると思います。
2.ストーリー
この本のタイトル通り、「きょうりゅうと いぬ、どっちが つよいと おもう?」という問いから始まります。
大多数の人が「きょうりゅう」と答えると思います。
正解です。
体格をみれば、一目瞭然ですね。
どんなに頑張っても、「いぬ」は「きょうりゅう」に勝てないと思いますか?
見方を変えると「いぬ」が「きょうりゅう」に勝つ方法はあるんですよ。
それは、走る速さでした。
「きょうりゅう」とは、この本ではティラノサウルスを指しています。
ティラノサウルスは、とても大きく強い生き物ですが、足は遅いといわれています。
走る速さで競うと「いぬ」は「きょうりゅう」に勝てるんです。
他にも、チーターVSわに、うさぎVSかめ、ゾウVSヤギなどが勝負をします。
どの勝負も、種目を変えると勝者が変わり、各々自分の得意種目で勝利するというストーリー。
面白いのは、速さを競う場合、地上ではどちらが速いかは一目瞭然ですが、フィールドを水中に移すと、勝者が変わることです。
3.感想
子どもの感想
種目やフィールドを変えることによって、勝敗が変わることに
「えぇぇ!そんなーー」
「そんな勝負もあるのー」
と、食いついてきました。
なかでも、ゾウ VS ヤギ はとてもお気に入りです。
母の感想
子どもの本は、常識や経験から固定されてしまっている考え方に、新たな発見をさせてくれる本が多くあります。
この本もその一つで、柔軟な考え方と発想の転換で現実、今見えている景色が変わる本でした。
読み終わった後に、子どもの得意なコトや苦手なコトを話すのですが、子どもがどんなことが得意で、苦手かを知れるいい機会になります。
また、コチラからも子供の良いところをあげてみたり、苦手なコトも含めて大好き!と伝えるタイミングになりました。
本の最後のページに作者 のぶみさん と ひすいこたろうさん からのメッセージがあります。
そのページは是非、読んで欲しいです。
きっと、ついつい周りの子と比べてしまったり、常識にとらわれて育児が苦しくなっている時に、助けになってくれるメッセージだと思います。
4.作者 について
のぶみ さんについて
絵本作家で、2015年までに160冊の絵本を出版されているそうです。
のぶみさんの主な絵本は、
「ママがおばけになっちゃった!」(講談社)
「しんかんくん」シリーズ(あかね書房)
「ニンニンジャーかぞく」(講談社)
など、もしかしたら既に家にある本もあると思います。
また、NHKおかあさんといっしょの「よわむしモンスターズ」
NKKのみいつけた!の「おててえほん」
と、身近にのぶみさんの作品がありますね。
ひすいこたろうさんについて
作家、コピーライター。
日本メンタルヘルス協会の衛藤信之氏から心理学を学び心理カウンセラー資格を取得。
「ものの見方(認識)が変われば世界は1秒で変わる」をモットーに、幸せになる捉え方を追求。
主な著作は
「3秒でハッピーになる名言セラピー」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
「明日死ぬかもよ?」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
「世界一ふざけた夢の叶え方」(フォレスト出版 )
「常識を疑うことから始めよう」(サンクチュアリ出版)
ひすいこたろうさんの情報は、
ひすいこたろう|note
ブログ記事一覧|ひすいこたろうオフィシャルブログ Powered by Ameba (ameblo.jp)
この情報がお役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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