こんにちは。さくです。
今回は、子どもが大好きな「うんち」の絵本です。
いろんな生き物の「ウンチ」たくさん出てきますよ。
『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』松岡たつひで 作 (福音館書店)
目次
1.おすすめの年齢
おすすめの年齢:幼稚園年中~小学3年生頃
たくさんの生き物とウンチがたくさん出てくるので、幼稚園の年中くらいになると「面白い!」と感じてくれると思います。
2.ストーリー
歩中のフレンチブルドッグが、道端に放置されている犬の「ウンチ」と、飼い主に拾ってもらい捨てられる自分の「ウンチ」から、「ウンチ」に疑問をもちます。そこで、フレンチブルドッグは「イヌとしょかん」へ行き、「ウンチ」について調べていくというストーリー。
地球には多種多様で膨大な数の動物や鳥や虫、魚などの生き物がいます。
そして、生き物は皆「ウンチ」をします。
そんな膨大な数の生き物が「ウンチ」をしたら、地球はウンチだらけになってしまうの?
人間以外の「ウンチ」ってどんな形?
「ウンチ」に群がる虫たちは、ウンチを食べているの?
「ウンチ」に守ってもらう虫の赤ちゃん。
鳥のウンチの特徴。
「ウンチ」は、役に立っているってホント?
という「ウンチ」に関する様々な疑問や大人も知らなかった「ウンチ」の真実が、フレンチブルドッグと一緒に学べるようなストーリーになっています。
3.絵本の感想
我が家では、その本を読んだ後、お散歩や動物園で生き物のウンチを実際にみて、子どもとの会話が広がりました。
子どもが「ウンチ」に関する情報を覚えていてくれて、「鳥はおしっことウンチが一緒にでるんだよね~」とドヤ顔で話してくるんです。
私は、物語の本も好きですが、豆知識が増えるような本も大好きです。
身近な生活のなかにある工夫や意味は、子どもにとっても吸収しやすいようで、お友達やそのお母さんに、得意げにアウトプットをしています。
雑学好き、好奇心旺盛な子供にはとても楽しんでもらえる本だと思います。
また、「ウンチ」は肥料になったり川に流れたものはプランクトンの栄養になり、そのプランクトンを魚が食べ、その魚を人間が食べてと地球の循環が感じられます。
「ウンチ」と聞くと、汚い臭いというイメージがありますが、自然界のウンチというのは生き物にとって必要なモノなんだと、ウンチにも役割があるんだという知識が楽しみながら勉強できます。
最後のフレンチブルドッグの疑問、
「ぼくの ウンチは ごみばこに すてられ、
ひとの ウンチは みずに ながされてしまう。
だれかの やくに たっているのだろうか?」
という最後の一節。
考えさせられますね。
ウンチという言葉に怯まずに、ぜひお子さんと呼んでみてくださいね。
この情報がお役に立てたら嬉しいです。